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抱っこひも「スリング」の誕生

スリングの誕生とその歴史
スリングは何千年もの間、形はそれぞれですがあらゆる文化圏で使用されてきました。
織物をつくる技術が生まれるずっと以前から動物の皮で作られていたともいいます。

日本ではベビーキャリアーなども含め皆「抱っこひも」と呼びますが、スリングや伝統的なおんぶひもはBaby Wearing(赤ちゃんをまとう、身につける)と呼び、リュック型の抱っこひもやおんぶひも、ベビーカーはBaby Carrier(赤ちゃんを運ぶ)ものです。

赤ちゃんは授乳してくれる母親の衣服にくるまれていたことから、Baby Wearingは密着性が高く作られています。
赤ちゃんとお母さんが安定密着して活動できるのでどちらのからだにも負担が少ないくすみます。

スリングを使っての抱っこは赤ちゃんの体重が軽く感じられますが、これは両者が密着していて重心がぶれないからです。
5キロの米袋を持ち歩くのはたいへんですが、妊娠中に5キロ体重が増えてもマタニティビクスができます。

イギリスのレイナーガーナー博士は1981年に以前からの考え方に新しい技術をおり交ぜ、調節自在のパッド入りスリングを誕生させたのです。
ガーナー博士と米国CDM社が数年間にわたってテスト、改良を繰り返し世に出すことに成功しました。

80年代中ごろに米国CDM社を創設したDeeDee Devinは、パッドの分野を細分化しました。
これによりサイズも豊富になりました。
他にも数多くの改良が加わり、商品としてのスリングが誕生したのです。

日本では1990年代前半に輸入され、広められてきました。
特に2001年に「ベビーブック」(シアーズ博士)が翻訳・出版されると、スリングの知名度が一気に上がり、2003年10月にはメーカーや販売店により「日本ベビースリング協会」も発足しました。

2000年12月より北極しろくま堂がスリングの販売を開始しました。

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